必要な三つのことをまず把握しよう
注文住宅の購入の流れを理解する上でまず重要なのが、手配が全て完了するまでに大まかには三つのことをこなさなければならないのを把握することです。注文住宅を建築してもらうためにハウスメーカーや工務店に相談することが必要なのは想像できるでしょう。それに加えて、家を建てるための土地を確保するために不動産会社に相談しなければならないのが一般的です。土地を持っている場合には不動産会社とのやり取りは必要ありません。もう一つ必要になる場合が多いのが金融機関での住宅ローンの申し込みです。全額を現金で用意できる場合には住宅ローンを使わなくても大丈夫ですが、大抵はローンを利用することになるので念頭に置いておきましょう。

一般的な流れを知ろう
注文住宅を購入する流れとして、まずは金融機関に相談して仮審査を受けることにより、住宅ローンでいくら借りられるかを確認するのが最初のステップです。その金額と自己資金の状況から考えて、土地と住宅で合わせていくらまで出せるのかを算出します。その結果に基づいて住宅業者のグレードや住む地域、住宅の広さなどを決めます。そして、住宅業者と不動産会社を選定して相談を持ちかけ、希望する条件を伝えるのが基本です。その話を受けて住宅業者は住宅を設計し、不動産会社は候補となる土地を探してくれます。費用と内容のバランスを考えつつ、希望を叶えられるように両者を決定し、住宅ローンの本審査に申し込んで正式に購入を進めるというのが一般的な流れです。